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変形性膝関節症の症状が、何故改善されるの?  
   ー膝関節だけでなく身体のバランスを考えて整えるからです。
ー下の写真はO脚矯正10回(60分の施術時間)コースを受けられた方の膝関節の変化です。
   


   
ー膝関節中心の施術でなく全身のバランスを考えて施術すると、このような驚くべき結果が現れます。変形性膝関節症の治療も膝関節だけでなく全体治療が必要となります。
[治療法]

頭のマッサージ → 広背筋調整 → 大殿筋・大腰筋調整 → 下腿部マッサージ → 

立位矯正・歩行指導 → 座位による顎関節・背筋バランス調整・座位指導 → うつ伏

せ寝位による調整 → 膝バンドの方法指導 → 外反母趾調整 
 今までの治療は膝だけを見ているものが多く、姿勢・歩き方・からだのバランスなど膝にかかる負担を見逃していました。また正しい筋肉の位置での運動も、おろそかにされているのが現状です。
 頭のマッサージ=側頭筋マッサージは身体の緊張を解すのに大変有効であり、背中の筋肉も緩んできます。そこで当院独自の上向きでの背中のマッサージで広背筋や僧帽筋等を緩めると、猫背のために生じる歩行時の重心のばらつきが改善できます。そして次に大殿筋・大腰筋調整をした後、立ち方・歩き方を指導します。気功では立禅(たんとうこう)と言って、1〜2時間じっと立っている行法があります。理論的に合っていない立位では無駄な力が入るので、同じ姿勢を維持できなくなります。次に座位治療によって骨盤の後傾を改善し、大腿・下腿の筋肉を正しい状態に戻す事が出来ます。そして更に個人の痛みの症状・特質に合わせてうつ伏せの手技が始まります。
 理想的な筋肉の使い方を、数千年前の先人達は気功という方法で学ぼうとしたのです。簡単に実行できる方法として、膝のお皿(=膝蓋骨)とつま先(=母趾と小趾の間)に合わせるだけで、膝の負担は軽減されます。また正しい座位姿勢も立位・歩行に良い影響を与えます。そして正しい筋肉の位置での運動が膝の負担を最小限にします。その後はО脚矯正と外反母趾のテーピング矯正・膝バンドなどで悪化した症状を軽減していきます。
(2)足の異常(=内反歩行)

О脚は日本人に多く見られる脚の形で、立つ時や歩行時は下右図に見られるように膝や足首が内反気味になります。
内反の足で歩くと、足のかかと全体で着地するのではなく外側に傾斜して着くので、靴のかかとは外減りし始めます。
それと同じように、膝の関節を構成する大腿骨と脛骨の間に入っている半月板も、靴のかかとのように減ってきます。O脚や内反の矯正が必要になってきます。

クリックすると大きな写真になります。

正常な足の図


O脚の図
(3)猫背の姿勢

 
膝痛の多くの人が猫背で、下を向きながら歩く癖を持っています。背中が丸くなった猫背姿勢は右の図のように骨盤が後傾し、大腿後側の筋肉であるハムストリング群を縮ませます。その結果理想的な歩行である踵(かかと)着地の足の母趾蹴りが出来なくなります。中には足のつま先から着地して歩いたり、すり足歩行の人もいます。膝と関係が深い筋肉である大腿四頭筋は、このような歩行をすると、片側運動を余儀なく強いられるので、正しい筋肉の位置から外れてしまいます。



膝痛を防ぐ運動として大腿四頭筋強化法=膝を伸ばす運動を勧められる事が多いようですが、正しい位置から外れた状態で運動すると、かえって悪化する場合もあります。猫背下向きの癖となっている原因を除去する事が最初です。
(4)外反母趾

 日本人の足は五本指の中で母趾が一番高いのが普通です。しかし靴下の形状を見ると、一番高いのは中趾辺りになります。その為母趾は内側に引っ張られ、外反母趾の形がつくられるのです。特にストッキングの場合は母指が完全に内側に引っ張られる為、外反母趾が作られ易くなります。外反母趾になると、(2)で説明した内反の足になってしまい、母趾に力が入り難くなります。また外反母趾の場合はすり足歩行がひどくなります。その結果膝を動かさない歩行となって、膝の血液循環を悪化させ、また膝の筋肉も衰えさせるので、膝痛は取れ難くなります。その為雑誌「ゆほびか」'01年8月号のティッシュはさみやテーピングで外反母趾の対処をしてから膝痛治療をする事が大切です。

下記の写真は今から20年前の斎藤院長のヨガの写真。

◆ 治療実績
K.Yさん(47才・男性)の治療例
症状
ゴルフ後に左膝の内側に痛みを感じる。
・病院でのMRI検査では半月板に断裂が見られ、膝を曲げると痛い。
・頚椎の5番も以前の検査で異常が見られた。
斎藤治療院での治療
・初回で痛みは半減、膝の内側部を直接マッサージする事で何もしなくても痛い箇所が解消される。
・2回目は5日後に来院。背中の筋肉が緩み、あご・首の調整により膝の屈伸が楽になる。
・3日目は2週間後に来院。肩の高さが均等になり、股関節屈曲も楽になる。
・4回目は6日後に来院。施術後ほぼ膝の内側痛が無くなる。

・ 咀嚼筋ストレッチを一日に朝昼晩3回ずつを実行する。
・ 歩行指導・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。

F.Kさん(61才・女性)の治療例
症状
先週の弓道時に膝痛を感じ、屈曲および歩行時に痛みが出る。
・15年前に交通事故で胸椎11番を圧迫骨折した。
斎藤治療院での治療
・初回顎関節の左右のずれを調整する事で足の重さが半減する。歩行時における大腿の外側に掛ける癖を矯正。
・2回目は2日後に来院。下肢の外側マッサージと顎関節マッサージによりふくらはぎの硬結が減少する。
・3日目も2日後に来院。膝が楽になり、自己流で膝を曲げるストレッチで試みた結果膝痛が悪化。
・4回目は3日後に来院。ひらめ筋マッサージによって、歩行時の膝痛が激減する。
・5回目も3日後に来院。オリジナル歩行訓練により膝屈曲時の痛みが減る。
・6回目は2日後に来院。咀嚼筋ストレッチ後膝屈曲の範囲が広がり、もう少しで尻につくまでに回復する。

・ 背中伸ばしと咀嚼筋ストレッチを指導。1日3〜5セットする。
・ 歩行指導・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。
Y.Yさん(31才・女性)の治療例
症状
変形性股関節症。先天性股関節脱臼から変化した。鼠蹊部痛及び膝痛。
・12年前から顎関節症。
・膝がベルトの位置より上に上げられない。靴下を履くのが大変。階段を上ったり長時間歩行で痛くなる。
斎藤治療院での治療
初回大腰筋マッサージにより股関節屈曲が楽になる。顎関節マッサージで指2,5本までずれなく開口可となる。
・2回目は1日後に来院。歩行指導後開口域が広がり、指3本可能となる。
・3日目は3日後に来院。パソコン作業による首・肩の凝りを取ることで背中がほぐれ、股関節屈曲の可動域が広がる。
・4回目は3日後に来院。膝が胸につく一歩手前までに回復。長時間歩行においても痛みがでなくなる。
・5回目も2日後に来院。あごの緩め方を体得。あくびもずれなく可能となる。ひざも胸につくようになる。
・6回目は5日後に来院。ふくらはぎマッサージを開始。立位での膝上げが楽になる。顎関節は問題なくなる。
・7回目は8日後に来院。足の引っ張られる感じがなくなり、鼠蹊部や膝痛が取れる。
・8回目は2週間後に来院。膝は胸につくようになる。整形外科でのレントゲンによる再診断は股関節のずれの変化はないが、  股関節の可動範囲の向上は認められる。長時間歩行及び階段の昇降時の傷み消える。靴下も履けるようになる。

・ 咀嚼筋ストレッチを指導。1日3〜5セットする。
・ 歩行指導・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。
・体の捻転方法を指導。
N.T.さん(56才・女性)の治療例
症状
3年前に左膝の靭帯を伸ばしギブス固定で一端は改善、最近となって膝の激痛。
・病院では麻酔注射による痛み止めのみ。手術を勧められる。
・麻酔が切れると夜も眠れない程の膝の激痛。じっとしていても痛いし足を曲げると飛び上がる程の痛みがある。
斎藤治療院での治療
・初回で痛みは半減、しかし2回目が1週間後の来院の為痛みが再発し、不安になられる。
・3回目の時に毎日の施術を提案。4〜8回目を毎日来院してもらう。5回目の施術後痛みが消え夜眠れるようになる。
・9回目から週2回の来院に伸ばし、1ヶ月続ける。その後医師と相談の上麻酔注射を止める。しかし痛みは再発せず。
・週1回の治療を2ヶ月間続けられ、不安感を解消され終了。
・ 咀嚼筋ストレッチを一日に朝昼晩3回ずつを実行する。オリジナル膝痛様のバンドの仕方を指導。
・歩行指導・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。

K.Tさん(68才・女性)の治療例 
症状
・病院において変形性膝関節症と診断され階段の昇降が辛い。歩行も片側に寄る。
斎藤治療院での治療
・週2回のペースで10回目の施術後においてオリジナル膝痛バンドを使用し、階段を昇る時の痛みは軽減される。
・12回目の施術後階段を降りる時の痛みが半減する。両手を伸ばしバランスよく降りる練習を開始する。
・40回目を過ぎてから階段の昇降時の痛みがほとんど感じられなくなる。
・週1回のペースで半年間位来院。時々バランスを崩すと痛くなるが、日常的な動作においては痛みを感じなくなる。
・体に無理を掛けた時に不定期に来院され、少しづつ期間をあけ、合計約1年で痛みの不安感が消える。
・あご押し足踏み・咀嚼筋ストレッチを指導。当院オリジナルの膝痛バンドを着用してもらう。
・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。


<参考文献>
           保健体育「新しい人体論」 日本放送出版協会発行 平沢彌一郎著
           日本人体解剖学 南山堂 金子丑之助著

           動きの解剖学 Blandine calais-germain 著 仲井 光二 訳者
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