トップページへ
治療MAP・診療時間・料金お問合せ美容整体・季楽トリート整体スクールリンク
ENGLISH

 顎関節症の治療法                              顎関節のしくみへ
 
 
 
 アメリカのグゼイ博士が公表されているクォードラント理論は顎関節と身体の歪の関係を示唆されています。顎関節の調整⇒身体の調整になるのなら、身体の調整⇒顎関節の調整になるのではないか?と思ったのです。身体の調整をしてからの開口は不思議と口唇のズレを矯正できたのです。つまり身体のバランスと顎関節との関係が証明できた瞬間でした。
 そして身体のバランスを調整することから顎関節を調整する新しい治療方法の院長治療が完成したのです。
 

ー 新しい治療方法              

 

@ A B C
顎関節の仕組みの説明 開口検査 側頭筋マッサージ 上向き背中のマッサージ
D E F G
股関節調整 座位検査 首の三方向性調整 肩関節調整
H I K L
背筋整体 開口調整 養生法指導 体操法指導

 
側頭筋マッサージ=潜在的な緊張を解く。

 

施術は頭の横にある側頭筋から始めます。この筋肉は薄く筋肉量も少ないのですが、ものを噛む時に約60kg位の力を出します。また顎関節のしくみで説明したように、側頭筋は三叉神経によって支配されています。そしてこの三叉神経や顔面神経は発生学的に見ると内臓性運動性神経ということが証明されています。つまり胃や腸が意識しないで動いているのと同じように、無意識でも収縮が引き起こされてしまう可能性があるのです。つまり眠った状態=無意識での噛みしめも、パソコン作業や営業などの咀嚼筋や顔面の緊張も、自分で緩めようと思っても緩められない理由がここにあるのです。
ですから側頭筋は自分の力では緩めることが非常に難しいのです。さらに左右に1対の側頭筋がありますので、右腕左腕を左右均等に使うことが難しいように、側頭筋も左右均等に使うことは難しいのです。その為、、バランスがくずれ易く、さらに下顎骨をプランコのように吊り上げているので、左右のバランスがくずれると、口を開ける時や閉じる時に、左右にズレる原因にもなるのです。

また頭の重さを支えるのに下顎骨の挙上が必要とされるので(=からだのソムリエ参照)、顎だけでなく身体のバランスにも影響を与えます。その為、側頭筋を整えると後頚部や背中の筋肉までも緩み易くなります。身体の潜在的な緊張を解くには最適な筋肉なのです。
しかし側頭筋は広範囲に筋肉が走行しています。そのため線維も垂直線・斜線・水平線と三方向に走行しているので、マッサージでほぐすには技術が必要です。勝手に自己流でマッサージするとかえって側頭筋は硬くなってしまいます。
また側頭筋が上手にマッサージできると、身体が温かくなってくる方も多くいらっしゃいます。緊張が解け、毛細血管の流れが改善されるからです。

 上向き背中のマッサージ=あごの痛みが減じてくる。

上向きで寝る姿勢は背中を伸ばす方向に導きます。その状態は立つ姿勢での理想的な立ち方を誘導します。古代のインドの農民の方々は昼間の中腰姿勢による農作業から身体を守るため、丸まった背中を自然に伸ばす上向きでの寝方を実践しました。その方法がヨガなのです。
しかばねのポーズとして有名なシャバアサナは上向きで寝る体位なのです。つまり上向きで寝るだけで背中を伸ばす体操をしているのです。また逆に上向きで寝られるようになることは、「身体が整った」ということ意味します。
上向きで背中をマッサージすることは身体を整い易くし、さらに上向きで寝られるようにすることで、自然治癒力を引き出せるのです。また頭板状筋や頭最長筋などのマッサージも可能とするので、首を上に向けやすくします(=顎関節のしくみ参照)。その結果低い枕でも安定した首の位置をつくれるので、上顎骨を上に向けることが容易になり、下顎骨の挙上を抑える=噛みしめを防ぐのです。その為か上向きのマッサージを終える頃にはあごの痛みも減じてきます。

股関節調整=正しい座り方を誘導する。

股関節の動きは屈曲・伸展・外転・内転など、色々な方向に動きます。それ故に左右のバランスも狂い易く身体にも影響を与えるので、あごの位置にも異常を起こす原因ともなります。また横向きやうつ伏せでの寝方をしたくなる原因ともなります。
特に腸の下にある大腰筋はインナーマッスルとして深部にあるので調整が難しいのですが、整えると座位姿勢に必要な股関節や膝関節を曲げる姿勢が楽になります。足を伸ばして背もたれに寄りかかった姿勢は骨盤を後傾させるので猫背になりやすくなり、逆に股関節が調整されると猫背を防止できるようになるのです。


座位検査

イスでの座位姿勢を考えた時、背中にかかる負担を軽減する形を気功の站粧功(=立禅)から導き出しました。站粧功は通常は軽く膝を曲げますが、90度以上まで膝を曲げていくと、座位姿勢になります。そしてこの姿勢に近づくように股関節調整をするのです。
首の理想的な位置をつくり出すために次の三方向性調整・肩関節調整をします。背中と首そして肩関節を整えると、イスでの理想的な座位姿勢をつくり出せるのです。

 首の三方向性調整

首にある痛い部位でなく首の動きである側屈・回旋などの動きを見た方が、顎関節の改善方法が見つかり易くなります。例えば下を向きながら口を開けるのと、上を向いて口を開けるのとでは、どちらが楽でしょうか?首を左か右に向けて口を開けると、口を真っ直ぐに開けられるでしょうか?首を右や左に傾けて噛むと、噛む力は左右均等でしょうか?
私たちは食事をしている時、首を下げて噛む運動をしている場合があります。首を下げた方が噛む力が増えるからです。これも噛み合わせ理論を勉強すると導き出すことができます。

肩関節調整

肩を挙げて口を開いたことはありますか?口が開け難くなっているでしょう!首を傾けるのと肩を挙げた状態では同じく開口を妨げるのです。肩関節調整は腕の筋肉及び腕を回旋させる筋肉をマッサージして整えます。肩関節を整えると次の背筋調整が可能となります。

背筋整体

雄牛のポーズを使って背中の筋肉のバランスを見ます。身体の捻じれをマッサージによって整体し矯正すると、雄牛のポーズが左右均等にできるようになってきます。この時点で肩の軽さが感じられるようになります。

開口調整

顎関節から下の部位を整えると、顎関節も自然と正しい位置に戻ろうとします。首を一番開口しやすい位置にして顎関節マッサージを施すと、一度でクリック音が消えた方も多くいらっしゃいます。また開口障害とクリック音で悩んでいる方が、一度でクリック音をさせずに指3本以上の開口域が出せたので、「まるでキツネにつままれたようだ」
とつぶやく人もいました。
その他に舌骨下筋群マッサージ・表情筋マッサージ・口輪筋強化法・脊柱起立筋マッサージなど数々の手技を施しています。

養生法指導

正しい位置に戻った顎関節を維持するために必要な養生法を指導します。また口を開ける時の恐怖から、口を開ける動作中に口を閉じる筋肉を使う共収縮を起こしている方も数多くいらっしゃいます。この恐怖を取り除く作業も養生法に組み込まれています。

体操法指導

仕事や学業で無理な姿勢をしなければならない場合、修正方法として体操法を指導します。雑誌に多く取り上げられた咀嚼筋ストレッチ(=顎ストレッチ・口開け体操)は指導の下に実行すると、多くの改善効果が期待できます。その他の体操も1回10分以内で済むように考慮しています。

その他に噛み方や歯ブラシの指導によって3〜20回の通院で改善される方が90%以上という好結果を生みだしています。

実績

“関節腔を広げることで、関節円板の自然整復ができる”という噛み合わせ理論によって当院は顎関節症のマッサージ整体を施しています。その理論と治療体系から数多くの実績を出しています。
 そして院長治療における通院経過を知って頂きたく、公表することにしました。しかし個人情報が含まれるために、個人を特定出来ないように仮名に致しました。今回はあくまでも治療経過を中心にした内容です。原因不明で苦しまれている方へのヒントとなって欲しいと思います。

通院期間が短い例
田中 早織さん(33才・女性)の場合
症状
2〜3年前からクリック音がするようになり、痛みも起こっていたが、しばらくすると痛みは消えたので放置していた。しかし昨日から右顎関節周囲の痛みがひどくなり、固形食が食べられなくなってしまった。前から当院を知っていたが、「まだ大丈夫、まだ大丈夫」と来院するきっかけを逸してしまった。仕事帰りであったが、「今日はアイスクリームしか食べていない」という状態であった。顎関節周囲はじっとしていても痛い。口も痛みがあるので大きく開けられない。
経緯
歯科医院でマウスピースをつくり、夜間のみ着用。しかし口の中の違和感から睡眠が浅くなってしまい、数日で外してしまった。それ以降は顎関節症治療で歯科医院以外には行ったが、効果が芳しくなかったので放置していた。
経過
・初回時、側頭筋が非常に硬く、触れた時点でピクピクと無意識の状態で動いていた。緊張感が強く、頬にある咬筋や顎関節周囲はマッサージを極力せず、身体全体を緩めることに努める。その結果じっとしていても痛い状態は改善されたが、ティッシュを噛んでも痛い。そこで明日の来院を勧める。
・2回目、昨日の施術後にはパンの柔らかい部分は食べられた。朝方は少しの痛みが感じられたが、今は少し良くなっている。側頭筋の硬さも半減していた。座位によるバランス調整により開口範囲が広がり、ストレッチ効果から顎関節周囲の筋肉の硬さが減じた。
・3回目も次の日に来院される。身体調整後顎関節マッサージを施す。さらに当院独自の顔面マッサージ・舌骨下筋群マッサージによって、顎関節周囲の重苦しさが解消された。。
・4回目も次の日に来院される。パンの耳を噛みながらの咬筋マッサージで痛みを解消。
・5回目も次の日に来院。結局5日間連続で来院される。特に硬いものでなければ噛んでも痛くなくなり、寝て起きたときに今までは身体が重苦しかったが、爽快感をもって目覚めることができるようになった。
・6回目は4日後に来院される。通常の生活において負担がなくなっている。また咀嚼筋ストレッチをすると顎関節だけでなく、身体も楽になってくる。本日で修了。
養生法
・ 咀嚼筋ストレッチを一日に朝晩2回ずつを実行する。
・下向きでのあくびをやめる。
・しばらくはソファーでの使用をやめる。そして上向きでの寝位をとる。
・マウスの位置、画面の位置を身体に合わせる。
吉田 峰子.さん(17才・女性)の場合
症状
口腔外科で右顎関節の関節円板のズレをレントゲンで確認。指1本の開口でズレてしまい、ものを噛む時にはいつも「カクカク」音がする。
経緯
「手術の必要がある」と医師から言われ、何とか手術をしない方法を探す。インターネットの掲示板に当院での体験談があった。そこには「手術しなくて済んだ方の記事があり、望みを託して長野県からお母様と一緒に来られた。口を開くときに指1本の大きさでも音がするので、関節円板の異常が考えられた。当初は大変難しい症例なので、20回くらいの通院で改善が見え始めると判断したが、本人の頑張りで養生方法をしっかり守り、さらに指導した体操法を実践したので、合計5回の通院で症状が改善された。上記のような難しい症状での最短記録である。
経過
・開口時に左へズラす癖がある。顎関節マッサージにより右へ移行させ真直ぐ開口する練習をする。
・2回目は3日後に来院される。パン噛みによって左右均等に奥歯でものを噛む練習をする。また舌で歯にはさまったものを取ることを禁止する。
・3回目は4日後に来院される。開口時の左へのズレが矯正され音が消える。
・4回目は2日後に来院される。顎関節マッサージで噛み方を矯正。ものを噛んでも音がしなくなる。
・2ヵ月後来院。開口及び噛んでも音がしない。
養生法
・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。
・鏡を使って開口及びものの噛み方を練習する。
・ 咀嚼筋ストレッチを一日に朝昼晩3回ずつを実行する。
千谷 和郎さん(46才・男性)の場合
症状
・右顎関節痛・耳詰まり・肩こり・頭痛・ものを噛むと痛い。
・大きい口を開けてから閉じるときに右顎関節にひっかりがある。
経過
・背中を緩めた段階で常にあった右顎関節の違和感が軽減される。開口時にあごが左右にZ字型に動く。顎関節マッサージによりZ字の動きが修正される。
・2回目は次の日に来院される。耳鳴りも減り、座位によるバランス調整により首・肩・背中が楽になり、開口しやすくなる。
・3回目は4日後に来院される。大きく口を開けた状態から閉じる方法を指導。右顎関節の違和感も消え、終了する。
養生法
・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。
・鏡を使って開口及びものの噛み方を練習する。
近藤 佐和子.さん(35才・女性)の場合
症状
・2ヶ月前に左側の親知らずを抜いてから体調が悪くなり、吐き気・立ちくらみ・頭痛が続き
 口腔外科でのマウスピースや精神安定剤でも改善は見られない。
経過
・大阪から5日間の予定で来院される。
・1回で吐き気が治まり、3回で頭痛が消え、5回目で開口時のズレも無くなる。
養生法
・ 咀嚼筋ストレッチを一日に朝昼晩3回ずつを実行する
・前傾座位姿勢・上向きでの寝位を実行する。
通院期間が長い例
安藤 正子さん(52才・女性)の場合
症状
・ 2〜3年前から急に顎関節が痛くなり、指1本しか開口できなくなる。
・T医科歯科大学では「関節円板が落ちており、顎関節に麻酔注射を打ち開口器で口を開いて いけば良くなる可能性もある」と診断され,たが、口を開口器で無理に開く事の恐怖から当院 に来られる。
経過
・2回の施術で指2本まで開く。しかしフランスパンなどを噛むとあごが痛い。
・6回目の施術で指先3本開口が可能となり、フランスパンも痛くなくなる。
・20回目で指3本と第2関節まで開口可能となり、ビーフジャーキーなども食べれるようにな る。
・26回目で開口時のズレも無くなり、ほぼ正常となる。
養生法
・ 最初の約1ヶ月間、週2回、次の1ヶ月間、週1回、後の5ヶ月間は月1〜2回の通院で終了 する。
・ 咀嚼筋ストレッチを一日に朝昼晩3回ずつを実行する
橘川 実子.さん(43才・女性)の場合
症状
1年前から右顎関節痛が生じ、指2本以上開くと痛い。またフランスパンのような硬いもの を食べると痛い。
・腰痛も最近感じるようになり、左小趾背側痛もある。

・左でものを噛むと右顎関節が痛くなるので、右ばかりでものを噛んでいる。
経緯
・歯科医院でマウスピース治療を開始する。また噛んだままの状態で顎を左右に動かす訓練を させられる。しかし痛みは取れず、「痛みと上手につきあって」と歯科医の先生からと言わ れた。「80歳の婦人も痛みと上手に付き合っている」という歯科医院の現状から当院での 施術を希望される。
・「治る見込みがない!」という医師の言葉から、当院での施術を希望される。
・噛んだまま顎を左右に動かす訓練のためか、開口におけるズレを補正するのに必要以上に時 間が掛かる。

・ 最初の2週間は週4回、次の3週間は週3回、それ以後は週1〜2回ペースで6ヶ月間、合 計50回=8ヶ月間の通院を必要とした。症状は解消し無事終了する。
経過
・1〜4回目の治療によって開口時の痛みが軽減され、指2.5本では痛くなくなる。しかし ものを噛むと痛い。
・5回目の時に、口を開ける時は左へズラすと楽になり、噛む時は右へズラすと痛くなくなる 事を見つけ出す。
・6回目から20回目において顎をズラさないように噛むと痛みが軽減するので、ずらさない で噛めるようにマッサージによって調整する。また首の位置と口の開け閉めも注意して施術 する。
・21回目から40回目、風邪・趣味の踊りの発表会などが重なり、顔面や顎関節の痛みが出る 。しかし痛みが 取れるにつれ、急速に改善していく兆候が出てきた。マクドナルドのハン バーガーが食べられるようになり、  開口域も指3本と第1関節まで可能となる。
・41回目から50回終了まで、開口していく間の怖さが減り、また開口する事によっての痛み でなく、伸ばされていく気持ち良さに変化した。顎関節周囲の痛みも消え、フランスパンも 平気で食べられるようになった。
・ 咀嚼筋ストレッチを一日に朝昼晩3回ずつを実行する。パン噛みを夜1回実行する。その他 養生方法を実践する。

 

参考文献 : テンプレート療法・Quadrant Theoremを基本として 前原 潔著
参考文献 : "TMD " Jeffrey Okeson 著 医歯薬出版株式会社
参考文献 : 南江堂  ネッター解剖学アトラス Frank H.Netter,M.D
参考文献 : 分光堂  解剖学アトラス
参考文献 : からだのソムリエ 本の泉社  斎藤匡寿著

 

 
本ホームページの記載内容についての無断転載を禁じます。
Copyright(C)2009Treat Co. All RightsReserved.