トップページへ
治療リラクゼーション美容整体・季楽トリート整体スクールMAP・診療時間・料金リンクお問合せ
ENGLISH

 顎関節症の症状

口が開かない(指を縦にして3本入らない)
口の開閉時に音がする(クリック音がでる) 
顎をずらさないと開口できない
顎関節周辺が痛い、こわばっている
顔の変形(口角の位置異常)
物を噛むとき顎関節が痛む
慢性的な頭痛、耳鳴り。
 このような症状がある場合、口腔外科では関節円板のずれ・顎関節の変形・関節腔の減少・噛み合わせの異常などが原因として挙げられます。レントゲン・MRIから判別し推測する方法です。ですから関節円板のずれの原因として外側翼突筋の片側的収縮を挙げる歯科医の先生は少ないように思われます。というのは筋肉に関しての異常を医療機器で計測する事は大変難しく、客観的に説明しずらい面があるからです。
 当院はマッサージ治療院なので筋肉の異常を先ず考えます。その為、様々な生活習慣の悪癖によって引き起こされる開口・閉口における左右のバランスの崩れ及び片側的な筋肉の硬直などを原因として挙げるのです。ただ医療機器の検査は必要と考えます。当院での治療後、関節円板が正しい位置に戻ったかを映像によって調べる事が客観的な治療と考えるからです。

【 主な原因 】
子供の頃何度も噛まなければ食べられない食物(硬い肉、玄米、タコやイカ)を摂らず、軟らかい食物ばかり摂ることによって顎の筋肉が発達せず、開口時における下顎の固定が出来なくなっている。
猫背で椅子に座っている ・・・胸鎖乳突筋及び舌骨筋群の片側的収縮
パソコン画面を正面で見ていない ・・・胸鎖乳突筋及び舌骨筋群の片側的収縮
寝ながら本を読む ・・・胸鎖乳突筋・舌骨筋群・咬筋の異常
片側ばかりで食物を噛む ・・・咀嚼筋の片側的収縮
あごをずらして口を大きく開ける癖がある。 ・・・外・内側翼突筋の片側的収縮
あごを左右にずらす癖がある ・・・外・内側翼突筋の片側的収縮
片側ばかりの横向きやうつ伏せで寝る ・・・咬筋及び側頭筋の片側的収縮
片則的な姿勢、ねじれの姿勢の状態を長く維持する ・・・胸鎖乳突筋及び舌骨筋群の片側的収縮
片方ばかり頬杖をつく ・・・咬筋の異常
パソコン等で下向きの時間が長い ・・・顎二腹筋の片側的収縮
ストレスによる噛み締め ・・・側頭筋の収縮・表情筋のこわばり
口を開けた状態でほっぺたを片方に引っ張る ・・・外・内側翼突筋の片側的収縮
 院長の著書「からだのソムリエ」が本の泉社から出版されました。顎関節症の筋肉学的アプローチからクリック音が起こる理由と改善理論・頭の動きと顎関節症の関係など、このホームページでは説明しきれなかったものも書かれてあります。
 クォードラント理論やオケソン教授のTMDなど最新の情報ですので、顎関節症の方には朗報となると思います。一応目次と本のあらましを見れるようにしましたので、興味がある方は本の画像をクリック下さい。なお大手書店・アマゾンなどのインターネットでも購入できます。


顎関節症を筋肉面から見ると新しい治療法が見えてきます。
      筋肉の変質はレントゲやMRIでは診断が難しいからです。

 50%以上の方が〜検査を受けたが原因が不明〜で苦しまれているまま来院されています。例えば口腔外科で「レントゲンでは異常がないがクリック音がするので関節円板のずれではないか」と診断された方もいらっしゃいました。特に顎関節は非常に小さな関節なので、画像診断だけでは関節内の異常を見つけ難いケースが多いようです。しかし顎関節周囲の筋肉を触ったり、口を開けていく際のずれを診るという基本的な診断方法をする先生が少ない事も事実です。
 当院では関節を動かしている筋肉に着眼し、咀嚼筋を中心にコリを触る事で左右のバランスをみます。何故ならば筋肉のコリは触れば簡単に分かるのですが、MRI・レントゲン等の科学機器でコリを診断しようとすると、かえって難しくなるからです。
 
 また関節内の異常を察知する方法として、口を開く時の音に合わせてズレを見るという簡単な方法でも、自分で異常を知る事が出来るのです。まるでコロンブスの卵です。多くの方が「こんな簡単な方法で分かるんだ・・・。」と自己診断法をして頂いた時に大変喜ばれ、驚かれます。そしてこのような方法を更に高めた独自の動作検査によって施術を進めていきます。簡単な例で言えば、下を向いた状態では口が開き難くなり、上を向けば開け易くなるように、首の位置や身体のバランスなども開閉口に大変関係するので、動作検査が重要になるのです。
なお身体のバランスを考える必要性については治療法の項をクリック下さい。原因では日常生活の思いがけない習慣が顎関節症を引き起こす事。実績には院長治療における体験談を載せています。興味のある項目を上の欄から選んでクリックください
. 


 ー 口を大きく開く時、あごを外さないと開きません。
            大きく口を開けた状態であごを左右にずらすと「あごが外れます」。

       
   




カーソルを上図に当てると開閉口の全体図になります。またクリックすると大きな図が見られます。


<正常なあごの外れ=開口>

 
左図は閉口時と最大開口時を図解したものです。下あごが前方に動く事で、階段を下るように、下方に移動する様子が分かります。つまり顎関節は肩関節や股関節と違い、元の位置から外れて動く形式をとるのです。(下顎頭が下顎窩から外れ関節結節に移動するので非常に不安定な状態に置かれます)。
 その状態であごを左右に動かすと「あごが外れる」という症状になります。つまり下顎頭が元の関節窩に戻らない状態を意味します。顎関節症になられた多くの方は、鏡を見ながら口を開けていくと、左か右にずれながら開口する事に気が付くでしょう。この動きが「顎関節のずれ」及び「関節円板のずれ」を引き起こすのです。


 ー 下あごを前方に動かす筋肉は左右2対です。
                 開口時のあごの左右の動きは関節円板をずらします。


画面をクリックすると大きな画像で
見られます。
 <関節円板のずれる原因>

 
顎関節は元の位置から外れる動きをするので、左図のように骨と骨が直接ぶつからないように関節円板が存在しています。
 下顎を前方に動かす筋肉は外・内側翼突筋で、特に外側翼突筋は関節円板に付いています。左図の上位の図だけを見ると問題はありませんが、下位の図を見ると、それぞれの筋肉は内側から外側に付いている事が確認できます。この形状から片側の筋肉のみが収縮する事で、顎を左右に動かせるのです。
 前方に移動した不安定な状態=関節窩から外れた位置での左右の動きは、関節円板のずれを引き起こす要因をつくります。
 詳しくは’09年3月に発売されます院長治療の本に書かれてありますので、ご期待下さい。

開口におけるあごの左右の動きを矯正する=関節円板のズレの矯正
 開口における左右のずれは、決して外・内翼突筋だけの影響ではないのです。当院では筋肉を正しい位置に整える技術によって身体のバランスを調整し、咀嚼筋を緩め、開口に際して起こる左右のずれを矯正するのです。レントゲンやMRIでは弱くなっている筋肉や凝りを判別できないので、筋肉が正しく動かない原因を見つける事が難しくなります。そして現実に医療機関で「治らない・・・」と診断されても、マッサージ師である私から見ると、不可能とは思えない症例も度々あるのです。
 開口における左右のずれが解消されると、内・外側翼突筋等も整い、関節円板も正しい位置に戻るのか、音も消えてスムースに開口が出来るようになるのです。また痛みや“こわばり”も筋肉に目を向けると数々の解決策が見えてくるのです。

 弱い刺激で可動範囲を広げる院長治療により開口時の左右のずれを調整する事が可能となりました。
また外側翼突筋に直接刺激を与える事なく、顎関節・咬筋・舌骨筋群・表情筋マッサージによって、上下の切歯が左右にずれる事なく開口出来る可動域を広げていきます。また開口障害の場合も同じようにして開口域を広げます。        

5.開口域を維持するストレッチ体操を指導

「安心」‘03年7月号掲載 「健康」‘02年5月号掲載
咀嚼筋ストレッチ=顎ストレッチ・口開け体操
 効果を維持する為に、舌骨筋・側頭筋・咬筋を順番に伸ばすストレッチ体操や口を正しく開く練習などの家庭で出来る方法を指導します。顎を左右にずらす運動や顎をずらしてから口を大きく開く事は決してしないで下さい。関節円板をずらす原因となります。



6.パン噛み・歯ブラシの使い方の指導

 開口のズレが解消された後は食べ方の練習です。鏡を見ながらの正しい噛み方の練習により開口時のズレを更に匡正(きょうせい)し、元の悪い状態に戻らなくしていきます。誤った開口の仕方・物の噛み方は脳が憶えています。
 正しい指導をしないと、すぐに脳が憶えている悪い習慣が出て戻ってしまうからです。また歯ブラシの誤った使い方によって頬を引っ張り、顎関節をズラす事を度々見かけます。歯ブラシの使い方も顎関節を守る大切な要因の一つです。



7.座り方・寝位などの生活習慣の改善方法の指導

 ノルウェーの特殊なイスのように、体を前傾させる状態が呼吸を楽にし、あごに負担をかけ難くします。人間は完全な二本足動物でなく、また四本足動物でもありません。背もたれに寄り掛かるのでなく、前傾する事で四本足の時の姿勢に近づく事も必要です。人間は同じ姿勢では長くいられません。時にはいつもと違う筋肉を使って座る必要があります。
 その他、職業からくる悪い姿勢による一部の筋肉の負担を軽減する体操などを指導します。ここに来られる方は生活習慣の改善が必要である場合が多く見られます。
◆ 身体の歪みを整えてから顎関節を調整する。


 当院の特長は治療の流れで説明したように、顎関節だけを調整するのではなく、全身のバランスを整えながら施術する、痛くないマッサージ・整体治療です。「全身を整える事で顎関節も整いやすくなる」という発見は、プレート療法を研究されている先生の一言がきっかけとなりました。
 私が「噛み合せの正しい位置はどこですか?」と言う質問に、先生は「口の中だけをを見るのでなく、モアレ写真などによって身体の歪みを診ながら調整する・・・・」と答えられたのです。先生はプレートによって咬合位を高くする治療方法をなさっていましたが、体の歪みと顎関節の関係を明示されました。
 この時から、顎関節と身体のバランスの重要性を考えるようになり、そしてこの考えから“身体を調整する事によって反対に顎関節を整える事が出来るのではないか”という発想が起きたのです。

首と顎関節との関係
  ークォードラント理論ー

 当院の治療に大きく影響を与えている理論がクォードラント理論です。右図のように、円を四分の一に分け、それぞれの円周の曲線をベクトル化し、顎関節の下顎頭とあごのオトガイ部の動きを右図に当てはめると、下顎頭の動きは第一象限に、オトガイ部の動きは第四象限にあてはまります。その結果から、下図のように顎関節の開口は顎関節を中心に開くのではなく、首の第一頚椎と第二頚椎を中心に開く事が証明されます。
 顎関節症は顎関節周囲の事を考えるだけでなく、頭を支える首の骨(第一頚椎・第二頚椎)も関係するので、首の位置や動きも注意する必要があります。その為横向きで寝る姿勢やパソコンなどの見る姿勢が重要となり、更に首の位置を考えるには、身体全体を考える必要性が生まれます。それ故に当院は治療だけでなく、日常生活の姿勢や体をほぐす体操法などの指導も重要視するのです。



 
トップページへ                        顎関節症の施術方法へ


参考文献 : テンプレート療法・Quadrant Theoremを基本として 前原 潔著
参考文献 : 南江堂  ネッター解剖学アトラス Frank H.Netter,M.D