耳鳴りを自分の脳でつくる                       

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 ”耳鳴りを自分の脳でつくる”仕組みを解説します。通常は感覚器系で得られた情報を前頭葉などの新皮質で判断しますが、耳鳴りの最近の傾向は、新皮質でつくられた情報を旧皮質に送り、その情報を分析する、ややこしい回路をつくる人が増えてきています。 繊維筋痛症なども同等で、高次のレベルで、痛みの回路がつくられるのです。つまり抹消の感覚器系を使わず、脳内でつくられる痛みです。前頭葉などの新皮質の領域では、今までとは違った活動をするようになってしまったのです。  それ故に耳鳴りの治り方は、「耳鳴りはしているが気にならない」が多くなると、耳鳴りを意識しなくなり、聞き耳を立てなくなる=鼓膜を緊張させないようになるのです。