アゴの痛みが長く続く

アゴの痛みで悩んでいる方は、首・肩のコリも考える必要があります。Okeson博士の著書「TMD」で紹介されている関連痛という症状があります。肩に疼痛が発生し、第2頚神経によって脳皮質に送られkる信号を、別の神経回路に伝達してしまい、その神経が脳皮質で別の箇所=三叉神経のこめかみや顎関節痛を彦起こすことがあります。これを関連痛と呼び、疼痛発生源である肩と、疼痛感受部位である大脳皮質のこめかみや顎関節の痛みを司る領域に分かれてしまうのです。

脳で感じているだけで、痛みの源ではないのです。この場合は首・肩の施術が大事で、痛みの部位を施術しても効果がでません。

顎関節痛といえども首・肩のコリも疑う必要があります。